Podoricaコラム
始め方・配信

YouTubeのポッドキャスト機能:始め方と動画との違い

YouTubeでいうポッドキャストは、番組として設定した「再生リスト」です。エピソードは、その中の動画1本1本になります⁠[1]。始め方は、管理画面で動画を上げる方法と、音声の番組をRSSで取り込む方法の2つです⁠[2]。RSSの取り込みは、日本も対象の地域です⁠[3]。

目次
  1. YouTubeのポッドキャストとは?
  2. 始め方は?2つの方法
  3. YouTube Studioで番組を作るには?
  4. 音声の番組をRSSで取り込むには?
  5. リスナーは、どこで聴ける?
  6. 収益化と分析は、どうなる?
  7. よくある質問
  8. まとめ
  9. 参考資料

YouTubeのポッドキャストとは?

この動画サイトでは、番組は再生リストとして、エピソードはその中の動画として扱われます⁠[1]。

日本でポッドキャストを聴く場所の1位はYouTubeで、37.3%でした⁠[5]。同サイトで番組を見る人は、世界で月に10億人を超えたと発表されています(2025年1月時点)⁠[6]。

再生リストを番組に設定すると、次の機能の対象になります⁠[1]。

  • 音楽アプリでも聴ける:YouTube Musicに載り、番組を聴けるようになります。
  • バッジが付く:動画と再生リストのページに、専用のバッジが表示されます。
  • 見つけてもらいやすい:専用ページでの紹介や、関心の近い人へのおすすめ、検索の改善の対象です⁠[1]。

ふつうの動画と、どこが違う?

エピソードは、ふつうの動画と同じように上げます。MP3の音声ファイルを、そのまま番組にはできません⁠[1]。

違うのは、再生リストへの入れ方です。番組には、ノーカットの本編だけを聴く順に入れます。シーズンが分かれていても、1つにまとめましょう⁠[1]。

切り抜きやシーズン別の再生リストは、番組に設定しないよう求められています。宣伝用のショート動画は、音楽アプリには出てきません⁠[1]。

番組に入れた動画は、音声だけでも再生できます⁠[1]。

YouTubeのポッドキャストのしくみの図。動画をアップロードするか、音声の番組をRSSで取り込むと、番組(再生リスト)にエピソード(動画)が入り、YouTubeとYouTube Musicで聴ける
番組が再生リスト、エピソードが動画です。動画を上げるか、音声の番組をRSSで取り込んで始めます。

始め方は?2つの方法

2つの始め方(2026年11月2日に公式ヘルプで確認)
比べる点動画を上げて番組を作る音声の番組をRSSで取り込む
向いている人動画で配信したい人。ほかのサービスで音声の番組を配信している人。
エピソードの中身自分で作った動画です⁠[1]。番組のアートを使った静止画の動画が、自動で作られます⁠[2]。
新しい回自分でアップロードします。RSSに追加されると、自動でアップロードされます⁠[2]。
内容を直すとき管理画面で直します。RSSでの変更は自動では反映されません。管理画面で直すか、入れ直します⁠[2]。

YouTube Studioで番組を作るには?

  1. 管理画面で[作成]→[新しいポッドキャスト]を選ぶ。求められたら、アカウントの確認をすませる。
  2. 新しく作るか、手持ちの再生リストを番組に設定するかを選ぶ。
  3. タイトルと説明、公開設定と正方形のサムネイルを入れて[作成]を押す。
  4. [コンテンツ]の番組一覧で番組を選び、[動画を追加]からエピソードを入れる⁠[1]。

正方形のサムネイルは、どのサイズ?

番組の詳細を編集するには、正方形のサムネイルが必要です。サイズは、1280×1280ピクセルがすすめられています⁠[1]。画像の作り方は、カバーアートのサイズと作り方にまとめています。

番組名は、どう付ける?

タイトルには、余分な言葉を入れないよう求められています。番組名の一部でなければ、「ポッドキャスト」という言葉も入れません⁠[1]。

「全エピソード」のような、あいまいな名前も避けましょう。あいまいすぎると、音楽アプリでは番組名がチャンネル名に置き換わります⁠[1]。

音声の番組をRSSで取り込むには?

ほかのサービスで配信している音声の番組は、RSSで取り込めます。使えるのは一部の国と地域で、2026年11月2日の時点で日本も入っています。地域は、チャンネルの所有者の地域で判断されます⁠[3]。

  1. [作成]→[新しいポッドキャスト]→[RSS フィードを送信する]を選ぶ。
  2. RSS取り込みツールの利用規約に同意し、RSSのURLを入れる。
  3. [コードを送信]を押し、RSSのメールアドレスに届いた確認コードを入れる。
  4. 取り込む回は、全部・ある日付以降・今後の回だけ、から選ぶ。
  5. 取り込みが終わったら、番組一覧の[公開する]で公開する⁠[7]。

上級者向け機能を使えないチャンネルは、本人確認が必要です。回が取り込まれるまで、数日かかることもあります⁠[7]。

取り込んだ番組で、気をつけることは?

  • 静止画の動画になる:番組のアートを使った静止画の動画が、回ごとに作られます。新しい回は、自動でアップロードされます⁠[2]。
  • 変更は自動で反映されない:番組の説明の変更や、差し替えた音声は反映されません。音声は[RSS フィードから再アップロード]で入れ直します⁠[2]。
  • 広告の扱いに注意:規約により、取り込む番組に広告は含められません。スポンサーの読み上げなどは、「ブランドとの共同制作コンテンツ」として申告します⁠[2]。
  • ほかのアプリには届かない:取り込んだ番組を聴けるのは、この動画サイトとその音楽アプリだけです⁠[2]。

Spotifyにも届けるなら、Spotifyでの配信方法で手順を紹介しています。

リスナーは、どこで聴ける?

番組は、動画サイトと音楽アプリの両方で聴けます。音楽アプリでは、有料のPremiumに入っていなくても、ほとんどの番組をバックグラウンドで再生でき、一時保存もできると案内されています⁠[1]。

動画サイトに出ていない番組も、リスナーはRSSのURLで音楽アプリのライブラリに追加できます。18歳以上のアカウントで、ログインして使います⁠[8]。

ただし、リスナーがRSSで追加できるだけでは、動画サイトで公開したことになりません。番組専用の検索や、専用ページへの掲載は使えない仕組みです⁠[9]。

収益化と分析は、どうなる?

番組も、YouTubeパートナープログラムに参加すれば収益化できます。動画やオーディオの広告、チャンネルメンバーシップ、Super Chatなどが使えます⁠[10]。

参加の条件は2段階です。広告の収益を分け合うには、チャンネル登録者1,000人以上が必要です。そのうえで、直近12か月の公開動画の総再生時間4,000時間以上か、直近90日のショート動画の視聴回数1,000万回以上を満たします⁠[4]。

プログラムを使える国や地域には、日本も入っています⁠[11]。2段階認証や、AdSenseのアカウントも前提条件です⁠[4]。

日本では、条件を下げた段階からも参加できます。登録者500人以上と、直近90日に公開動画3本以上が条件です。そのうえで、直近12か月の総再生時間3,000時間以上か、直近90日のショート動画の視聴回数300万回以上が必要です。この段階で、メンバーシップやSuper Chatなどが使えます⁠[12]。

番組の分析は、管理画面で見られます。インプレッション・クリック率・視聴回数・トラフィックソース・総再生時間などを確かめられます⁠[10]。ほかの方法は、収益化の方法の比較で紹介しています。

よくある質問

YouTubeのポッドキャストとは何ですか?

番組として設定した再生リストです。エピソードは、その中の動画です。設定すると音楽アプリにも載り、バッジが表示されます⁠[1]。

音声だけの番組でも、配信できますか?

できます。RSSで取り込むと、番組のアートを使った静止画の動画が、回ごとに作られます⁠[2]。2026年11月2日の時点で、日本も対象の地域です⁠[3]。

MP3ファイルを、そのまま上げられますか?

できません。エピソードは動画として上げます⁠[1]。静止画や波形の動画にしてから上げる方法が、案内されています⁠[10]。

YouTube Musicで、無料で聴けますか?

Premiumに入っていなくても、ほとんどの番組をバックグラウンドで再生でき、一時保存もできます⁠[1]。

番組で収益化はできますか?

YouTubeパートナープログラムに参加すれば、広告やメンバーシップなどで収益化できます⁠[10]。メンバーシップなどは登録者500人から、広告の収益は1,000人からです⁠[4]⁠[12]。

サムネイルは、どのサイズにすればいいですか?

正方形で、1280×1280ピクセルがすすめられています。番組の詳細を編集するには、正方形のサムネイルが必要です⁠[1]。

まとめ

  1. YouTubeのポッドキャストは、番組に設定した再生リスト。エピソードは、その中の動画。
  2. 動画で始めるなら、管理画面で番組を作り、正方形のサムネイル(1280×1280ピクセル)を付ける。
  3. 音声の番組はRSSで取り込める。日本も対象で、静止画の動画として公開される。
  4. 広告やメンバーシップの収益は、パートナープログラムの参加条件を満たしてから。

原稿があれば、声の番組に。

Podoricaは、台本やブログ・メルマガの文章から、AI音声のPodcastを作るスタジオです。自分の声の登録、読み方の辞書、BGMの仕上げ、RSSでの配信までまとめてできます。

無料ではじめるFreeプランは毎月3,000文字まで。クレジットカードの登録は不要です。

参考資料

  1. YouTube Studio でポッドキャストを作成するYouTube ヘルプ
  2. RSS フィードを使用してポッドキャストを配信するYouTube ヘルプ
  3. RSS フィードでの配信が可能な地域YouTube ヘルプ
  4. YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格YouTube ヘルプ
  5. 「PODCAST REPORT IN JAPAN 第6回ポッドキャスト国内利用実態調査」を発表株式会社オトナル(オトナル・朝日新聞社調べ)(2026年2月25日)
  6. Drop the mic: Celebrating 1 billion monthly podcast users on YouTubeYouTube Official Blog(2025年2月26日)
  7. YouTube で RSS フィードからエピソードを公開または接続解除するYouTube ヘルプ
  8. RSS フィードを使用してポッドキャストをライブラリに追加するYouTube Music ヘルプ
  9. YouTube ポッドキャスト バッジを使用するYouTube ヘルプ
  10. YouTube でポッドキャストを配信するYouTube ヘルプ
  11. YouTube パートナー プログラムをご利用いただける国や地域YouTube ヘルプ
  12. 拡充版 YouTube パートナー プログラムの概要YouTube ヘルプ

記事の情報は2026年11月2日時点で確認したものです。各サービスの仕様や調査の数字は変わることがあります。

エダコDXの写真
この記事の監修者

エダコDX / edacodx production

FMラジオを中心に100番組以上を企画・制作してきたラジオプロデューサー。bayfm、ラジオ大阪、かわさきFMなどで番組をプロデュースし、自身も出演しています。元戦略コンサルタント。Podoricaの番組づくりとコラムを監修しています。

監修者のプロフィール

この記事は、Podorica編集部が公的機関・公式の情報を調べて執筆し、監修者が2026年11月2日に内容を確認しています。法律などの判断が必要な場合は専門家にご相談ください。編集方針

あわせて読みたい